オリジナル()。非百合()。登山系ss()。
下積みだわー。
まあそれはそれとしてハーレム物について妄想考えてみた。
ハーレム物ってだいたいよく言われている通りハーレムされる側の魅力に乏しいのが大半というか、ハーレム形成する側のキャラも見目が可愛いだけの子というか、私が書きたい、見たい子ってだいたいそういうハーレムに見向きもしないし見向きもされないでひとりもくもくと山登ってる系女子というかまあそういう以下略。
であえて私が書くとしたらどうするだろうなあと。ノータッチな神霊廟組かなあ、と。
神子(イケメン)→青娥(ノンケ)←布都(変態)
↑
芳香(淫獣)
……えーっと青娥って未亡人でしたっけ? 旦那は普通に男でいいんだよね? よし寝取ろうか(下衆顔)
がんばって腹黒いところ見せようとするんだけどおぜうばりに突っ切っちゃう神子様相手に全部空回りする青娥ちゃん可愛い。せいいっぱい弾幕張って逃げようとするんだけど布都さんに押し倒されて褥に引き摺られてっちゃう青娥ちゃんに「ぃやっ、ちょっ、やめてっ、たすけてあなたーっ!」って叫ばせたい青娥ちゃん可愛い。芳香に札貼って操ろうとするんだけど芳香さん淫獣だから溢れんばかりの愛情で軽く限界越えてもらって自分から札ビリッと破って従者攻め安定・芳香さんの下で腰抜けて顔真っ青にする青娥ちゃん可愛い。
最終的に「おまえらなに真っ昼間から乱痴気騒ぎしてんだ!」と屠自古さんが雷落として終息。
黒焦げの神子様布都さん芳香さんをぷんぷんしながら引っ張っていく屠自古さんマジ常識人。その背中を呆然と見送って一瞬後に思い出したようにぽっと頬を染める青娥ちゃん可愛い。
青娥→屠自古(ノンケ)
劇終
あ、たぶん書きません。そんなことよりラミアな神奈子様だ! ハーレムなんかより異種百合だ! 登山ものでなにが辛いかってったら異形が書けないことなんだよ! モンスター娘がクライミングって完全にバランスブレイカーじゃねえかオンサイトどころの騒ぎじゃねえ(ry
下積みだわー。
まあそれはそれとしてハーレム物について
ハーレム物ってだいたいよく言われている通りハーレムされる側の魅力に乏しいのが大半というか、ハーレム形成する側のキャラも見目が可愛いだけの子というか、私が書きたい、見たい子ってだいたいそういうハーレムに見向きもしないし見向きもされないでひとりもくもくと山登ってる系女子というかまあそういう以下略。
であえて私が書くとしたらどうするだろうなあと。ノータッチな神霊廟組かなあ、と。
神子(イケメン)→青娥(ノンケ)←布都(変態)
↑
芳香(淫獣)
……えーっと青娥って未亡人でしたっけ? 旦那は普通に男でいいんだよね? よし寝取ろうか(下衆顔)
がんばって腹黒いところ見せようとするんだけどおぜうばりに突っ切っちゃう神子様相手に全部空回りする青娥ちゃん可愛い。せいいっぱい弾幕張って逃げようとするんだけど布都さんに押し倒されて褥に引き摺られてっちゃう青娥ちゃんに「ぃやっ、ちょっ、やめてっ、たすけてあなたーっ!」って叫ばせたい青娥ちゃん可愛い。芳香に札貼って操ろうとするんだけど芳香さん淫獣だから溢れんばかりの愛情で軽く限界越えてもらって自分から札ビリッと破って従者攻め安定・芳香さんの下で腰抜けて顔真っ青にする青娥ちゃん可愛い。
最終的に「おまえらなに真っ昼間から乱痴気騒ぎしてんだ!」と屠自古さんが雷落として終息。
黒焦げの神子様布都さん芳香さんをぷんぷんしながら引っ張っていく屠自古さんマジ常識人。その背中を呆然と見送って一瞬後に思い出したようにぽっと頬を染める青娥ちゃん可愛い。
青娥→屠自古(ノンケ)
劇終
あ、たぶん書きません。そんなことよりラミアな神奈子様だ! ハーレムなんかより異種百合だ! 登山ものでなにが辛いかってったら異形が書けないことなんだよ! モンスター娘がクライミングって完全にバランスブレイカーじゃねえかオンサイトどころの騒ぎじゃねえ(ry
高速道路を走っている。
オレンジ色の灯りが線となって後方に流れていく。窓ガラスに映り込む夜の闇と自分の顔。空は後部座席で窓ガラスに頭を預け、自分の手首を掴み、手を握ったり閉じたりしている。そこらじゅうの筋肉が砕け、裂け、ずたずたにされた悲鳴の痛みが聞こえる。腕だけではなく、脚も、捻じりすぎた後背筋から肩にかけても。手のひらも。皮膚さえも焼けたようにひりひりする。
長いブランクが確かな代償を要求している。空はいま、その代償を存分に支払っている。もっと痛くなれ、とさえ思うのだ。その後で一気に回復して、元通り以上になれ、と。そのための祈りを誰にともなく捧げるように、表情は虚ろに沈んでいる。
芦田はハンドルに手を添え、ミラー越しにそんな彼女の顔を見る。そうしている空の顔は、五年前と――長すぎる黒い髪だった頃の空となにも変わるところがない。「穂高行ったんだって?」
唐突に訊かれ、空は夢から覚めるように眼をしばたたかせる。遅れて頷いて、「うん」
「ソロで?」
「いんや、ふたりで。っつっても、上まで行ったのはあたしだけ。テントキーパーやってもらってた」
「ふぅん。山岳会の誰かか?」
「違う違う。知り合いの娘さん。十二歳の子供だよ」
「なん……はあ?」
「まあいろいろあったんだよ」
空は説明も面倒くさいというように手をひらひらさせてみせる。
高速道路から降りる。スピードが一気に落ち、緩やかなカーブを静かに曲がる。料金所を通り抜け、街並みに入ると、連続した赤信号に何度も止めさせられる。車の数は少なく、窓を開けてもほとんど風の音しかない。芦田はセルフサービスのガソリンスタンドに乗り入れ、無糖の缶コーヒーを二本買ってくる。
「ほら」
「ありがとー」
「寝るなよ、おい。話してないとおれも寝そうだ。車買い替えるだけの余裕なんてないんだからな」
「足がなくなるとあたしも困る」
「いつまでもひとを足扱いしやがって」
缶を両手で支えるように持つ。冷たい空気のなかに緩むような温度。ほんとうはアイシングしなければならないとわかってはいるが、それでも温かみに気が静まる。
「まあ」と芦田は言う。「現役復帰おめでとう、って言やいいのかな。またやる気になってなによりだよ、おれは迷惑だけどな。ソロ志向なんだからいい加減免許取れってんだよ」
「車怖い。速くて重い、あと臭い」
「だからっておれを引っ張ってくるんじゃねえよ。おまえにはついてけない。ザイル使う登山だって、おれはもう勘弁なんだから。くそっ、真衣に言われなきゃおれだって気兼ねなく断ってるのに」
「あー、ああそうそう言ってなかったっけ、結婚おめでと」
「そうだよ!」芦田はドアのフレームのばんと叩く。「新婚なんだからなおさらだっての。いつおっ死ぬかわからないのにおまえのザイルパートナーなんてやってられるか」
そのドアのフレームには夥しい数の写真が貼りつけてある。空はそのうちのひとつをぼんやりと見つめる。いまよりもずっと若い頃の空と、渋い顔をしている芦田、空の腕に抱きついて満面の笑みを浮かべている芦田の細君が映っている。空は和むような思いで微笑を浮かべる。
楽しい時代の記憶。いや、眼を背けるのをやめれば、それはまだ継続しているのだ。空は不意にそのことに気がつき、ある種の感情が溢れ出すような感覚から、手を祈るように掲げて額に押しつける。缶コーヒーを一飲みに飲み干す。苦味と温かみ。
ドアがばたんと閉まり、エンジンが再び震え出す。芦田は思い出したように言う。「そうそう。篠原さんもな、また現役復帰するらしいぜ」
「え?」
踏み込んだアクセルに従って車が動く。空は座席に押しつけられ、きょとんとする。
「このまえたまたま会ったんだよ。新宿の秋生スポーツで。新しい登山靴選んでたよ、それもプラ靴のさ、滅茶苦茶高いの、うんうん言いながら……」
「現役ったって」空は信じられないように言う。「あいつもう五十二か三だろ」
「ザイルも見てた」
「本気かよ!?」
どこの山やるってんだよ、と空は呆れるような思いで笑う。
「おまえのこと聞いてやる気になったんじゃないのか」
「……最近全然会ってもないけど。でも、そっか。あいつもう下界で大人しくしてると思ってた」
「山は逃げないんだろ」
空は眼を細める。
「逃げるのはいつだっておれたちのほうだよな」
空は眼を瞑る。
天見をベースキャンプに置いて、登り切った山頂の景色が瞼の裏にある。二十年近くまえ、天見ぐらいの年頃であったとき、空はそこに到達していた。ルートは違っていたとはいえ。思えばそこの空気は二十年経てもなにも変わっていなかった。降り注ぐ光も、雲の色も。
自分にしろ世界にしろ、いろいろなことが変わってしまったなかで、そこだけはなにも変わっていなかった。思い出そのもののように。ブランクを経てさえ、変わっていなかった。同じ色をしていた。
「おれは逃げるからな」
「ええ?」
「嫁のほうが大事だ、嫁のほうが。おまえの山行に付き合うのは二度とごめんだからな。それに嫉妬されるし……おまえにじゃなくおれに……真衣のやつ恋より友情のほうが大事だっていまだに言ってやがるんだから」
「あたしはあんたが足やってくれればなんでもいいけど」
「くっそ」
芦田はハンドルに両手を叩きつける。
「じゃあな」
「うん、ありがと。真衣にもよろしく」
灰色のカローラが走り去っていく。テールライトの灯を赤く夜に引き摺って、稲畑の農道を横切る。ウインカーが点滅して、すぐに見えなくなる。
空はザックを右肩に担ぎ、両手をウインドブレーカーのポケットに突っ込み、ゆっくりと帰路を歩く。冬の乾いた風が吹き抜け、耳に渦を巻いて轟く。
丹沢の山並みが闇に溶け込み、巨大な獣のように黒々と影をつくっている。稜線のスカイラインの真上が、夥しい数の星々の灯に埋まっている。天の川さえ形成して……が、それでも空にとっては足りない。足りなさすぎる。下界の星空はもう偽りのプラネタリウムにしか思えない。
(ビヴァークしたいな。壁のど真ん中で)
帰ってきたにもかかわらずまた山を想っている。
そう、こうした感覚も久し振りだ。下界に帰ってきたのではなく、山から離れてしまったのだと残念に思う感覚が。まるで少年だ。夢以外のなにものも視界に映っていない生意気なクソガキ。
「もう三十路だよ、ばか」
ククッと喉を落としてひとり嗤う。いい歳こいて、自分を動かすのはまだ、あの頃の向こう見ずな衝動だった。それが自分でわかる。山から離れていたこの五年間、自分は大人になったつもりでいた。いや、大人に成り下がっていた。
いまは。
いまは自由だ。やっと、自由だ。
不意に携帯が震える。同時に夜風が強く吹きつけ、農道から足を踏み外しかける。
よほど無視してやろうかと思ったが、億劫ながらもポケットをまさぐった。画面の表示が示す。『姫川陽子』。
が、映っている番号は携帯ではなく市外局番からの、家電だった。タッチパネルを押す。山に篭もっていたせいで充電が切れかけ、エコモードの画面は暗い。
「はい――」
『空さん?』
陽子ではなく、娘の声だった。「天見?」
いっとき、沈黙ができあがる。空は眼を滑らせ、稲畑からそびえあがる丹沢の影を見つめる。
『夜分にすみません。五時頃電話したんですけど、圏外だったみたいで。お仕事中でした?』
「ああ、いや、山だった。ごめんね。なに?」
『えと。……』
また沈黙。山だった、と聞いた瞬間に躊躇うような息づかいを感じた。
『このまえ、……』
空は頬を掻いて苦笑する。「遠慮せんでいいよ。言いたいことあるんなら言ってみ。その歳から気ぃ遣って生きてたら最後まで持たないだろうが。そういう哀しいことはしなさんな」
天見の吐息がなにか物憂げに深まるのを聞いた。携帯越しの声はくぐもって聞こえる。『……山登ろうって言ったじゃないですか』
「うん」
『その、いつ行きますか』
「うん?」
具体的なこと聞いてなかったんで……と、なにか申し訳なさそうな、恥じ入っているかのような声音で言われる。空は眼をしばたたかせる。
ふっ、と気の抜けたような息をついて、苦笑混じりに返す。「ああ、そうだね。ごめんよ、適当な性分でさ。あたしはいつでもいいよ、どうする?」
『私も、いつでも。学校休みますし』
「そうかい? じゃあ明日はどう」
『明日!?』
「金曜だろ。土日は結構登山客でいっぱいになっちゃうしね。さすがに急かな」
また吐息。うろたえ、迷っている……というより、自分の意志を決めかねているように。空は待つ。無言のときが過ぎ、頷いたような間が訪れる。『……私は大丈夫です』
「うん」空は嬉しげに唇を綻ばせる。「わかった。じゃあふたりぶんのパッキングして待ってるよ。渋沢駅の改札に七時でいいかい」
『渋沢……七時。はい』
「あんたは着るものだけしっかりしてくればいいから。このまえの穂高と同じ格好で。わかる?」
『はい』
「うん」
そのとき、充電が切れる。
あつらえたようなタイミングでばっさりといった。空は可笑しくなって微笑み、ねぎらうように携帯に唇を押しつける。が、いまの時間を思い出してはっとする。十一時をすでに回っている……
(……あんまり眠れないな。寝坊だけは気をつけないと)
星空を見上げながら、空は家路を急ぐ。
天見は受話器を置く。置くというより押しつける。
ダイニングは暗い。電気を点けていない。リビングから漏れてくる灯りだけが光源となり、部屋中が霞んで見える。自分というものがひどく無価値に感じられる一瞬が訪れ、天見はその一瞬に眼を軽く伏せて俯く。そうした格好で時間が流れていくのをやり過ごす。
深呼吸めいた吐息をつく。細く。唇をすぼめて、喉から息を零れさせる。
どうしてこんな電話をしてしまったのか。催促するように。胸が怖く波打ち、震えているのがわかる。腕にまで震えが伝染する。空の楽しむような声。掠れた低い声。耳にひどく残る……耳障りなほど……
「――もうっ!」
もう一度受話器を持ち上げ、腕のスナップを効かせ、今度は投げつけるようにして落とす。受話器が親機から弾かれ、床にバウンドする。
苛立ちがある。物に当たってしまったこと自体への。
もう一度思う。どうしてこんな電話をしてしまったのか。どうして……なぜ。くだらない。私はなにを考えているの?
階段を一段飛ばしに上がり、自分の部屋に逃げ込む。電気も点けないままベッドに転がり込む。腕を額に押しつけ、唇を噛む。
カーテンの隙間から蒼白い月灯りが射し込んでいる。薄いナイフの刃のように。その切っ先が自分の腕を刻んでいる。
「もうっ!」
苛立ってばかりいる。
空の、紡の、楽しげな声ばかり耳に残っている。まるで自分の居るべき場所に居るかのような自信に満ちた響き。自信? いやそうではなく、なにか、やるべきことをいままさにやっているかのような。自分が場違いな女にしか思えなくなる。
そういう風にしている女たちを見て焦りを感じるのは、自分がそうでないからだ。停滞ばかりしているように思う。学校に行かなくなって世界を拒絶し、結局、いまなにをしている?
やりたいこともなく。それからどうする?
私の席はどこに空いている?
私はもしかしたら山に行けばそれが見つかると思っているのか。空の差し伸べた手を取って、それに引き摺られていればなにかが見つかるとでも。なにかが。空や紡のように笑えるとでも。そういう期待をしている一部がまだどこかにあるのか。残っているのか。
なんて卑しい。
卑しい。
PR
夜麻産さんの小説が好きで読んでいるので、このジャンルは全然OKです。
しかし、さらっとした話のように見えますね。
ときどき垣間見える、登山への情熱が、どう動いていくかに期待させっれます。
紡ちゃん、こんなところにでてきてたー!ってかんじで良かったです。彼女の今後は描かれるのですかねー?
いつも、素敵な小説をありがとうございます。
今後の夜麻産さんの創作がよいものになっていきますように。