夜麻産のメモ帳

レミ咲完結したので裏話よーやっと再開。第五弾。
垂れ流し注意。

「ＧＯＴ　ＴＨＥ　ＬＩＦＥ」ときたら「ＦＲＥＡＫ　ＯＮ　Ａ　ＬＥＡＳＨ」なんだよＫＯＲＮのＦＯＬＬＯＷ　ＴＨＥ　ＬＥＡＤＥＲ的に！　という残念な発想から（ｒｙ




テーマ「別離」。
よくある寿命差ネタを使ってなんかやっときたかった。

東方という世界観から、こういうネタはよく見るけれど、そこから俺得に繋がるものがなかなか見つけられなかったので、なんかこう、ムラムラしてやった。反省はしていない。
悲恋とか見ると、こう、ウワーッ、て気持ちになる。あるだろなにか、あるだろ！　とか頭掻き毟って悶絶する。
スッとしないと、収まりがつかないのであった。なまじ重度の妄想癖持ちのせいで……


というわけでレミ咲で妄想してみた次の瞬間には妄想が終わっていた。
な、なにが起こったのか（ｒｙ



執筆の流れ的なものがすごくすんなり進んだ記憶がある。もちろんいつも通りすごく苦労して書いたのだけれど、はっきり言って、すごくこう楽、だった。そういう意味合いだと星白とコレが双璧。
さすがです、お嬢……



個人的に別離を扱った作品としては、ＦＦ９が最高峰。というかコレひとつで完璧な答えを導いてしまっているので、私のなかでもうとっくに問題提起として終わってしまっていたのであった。
ビビとクジャちょっと愛おしすぎるだろ。
閑話休題。



技術的には、さとパルで使った一人称視点の復習とまとめ。起承転結の章分け態勢の確立。
いま見返すといろいろと恥ずかしいけれど私が完結させなきゃ誰もやらんだろ！　ということで二年越しに決着つけれてよかったなあ。




１。

レミリア紫お燐の会話でぐだぐだと。どういう組み合わせだ！？　という組み合わせが俺得なのであった。
お燐は何気に三回目の登場。お陰で「けものみち。」の際にキャラが確立できていた。何気にもうお空関連でなんか言ってますが、これは完全に妄想を伏線とする悪い癖（ｒｙ
こがさなを挟んだ次の作品が本編。


おぜうが地味に当主の仕事きっちりやってたら俺得！　という欲求から婚活相談。咲夜さんと釣り合う男探しですがそんなやつぁいるわけねえだろうがと私自身が強烈に思ってたので完全に茶番です。
百合厨のカプ厨なのだった。ソープとかマクミランとかボブ・リー・スワガーとかそういうレベルなら（ｒｙ


無償の征服者、という単語をみょんゆゆのラストに引っ張っていきました。いま見返すと感慨深いな。





２。

美鈴とおぜう。
あんまり語ることないですね。この頃の拙作はシンプルでいいなあ。五十ＫＢだもんなあ。なんで二百越えがデフォみたくなってるんだ今。

美鈴が私なんかどうですかお母さんとか言ってますが完全に浮気です本当にありがとうございました。


隷属化・逆吸血はサガフロンティアの零姫からのオマージュ。いや吸血してませんが。
吸血鬼、と聞いて真っ先に思い浮かぶのがなぜかサガフロアセルス編なんですよね。吸血鬼ってか妖魔ですが。

レミリアがどうしてもオルロワと被る。思い通りにならないアセルスを追う、という一点だけですががが。


去っていく咲夜に置き去りにされる。「置き去り」は次のこがさなのテーマだったりします。





３。

もうネチョだ！　早い、早いよ私！　でも激薄だ参ったねこりゃ。ネチョ表現が一向に進歩してない件について。チクショウ。

レミ咲できちんとネチョ書きたいとは思うけれどこの咲夜さん複雑極まりないデレツンデレなので厳しいな！　十年後くらいにやっと素直に応じてくれそうなイメージだよチクショウ。でも結婚はする力尽くで。結婚初夜はウェディングドレス姿の咲夜さんが炎上する教会で大仏にＤＳＣかまして有耶無耶にするので無理だろうなあ。エミリアとレミリアって語感すげえ似てますよね。ことあるごとに夜伽を求めるおぜうと拒み続ける咲夜さんの死闘の日々にご期待ください！　一方でぱちぇこあとメイフラは普通にらぶらぶだった。閑話休題。


なにが書きたかったかといえば、咲夜さんに反抗してほしかった。で、そういうことを無意識に要求するおぜう、と。
命ぜられることと、無意識に求められていることが別々。本音と建前の矛盾。で、咲夜さんは切り捨てられること覚悟でその本音を叶えにいく、と。
盲目に従うのではなくて、その裏側にある、本当に望まれていることを叶えにいく。
私のなかにあるそういう『完全で瀟洒な従者』像を書きたかった。

ああもう複雑。どうしてこうなった。
つうか書き切れていないというか、実力不足というか。
毎度背伸びしたテーマでやりすぎだチクショウ。


要は咲夜さんがおぜうを呼び捨てすると燃えるよね、とかそういう感じのです。主従が根っこのところで対等な立場にあるのが一番好きなんだよぅ！




４。

三人称視点に回帰。で、やっと咲夜さん視点。
……狙った効果が出ているかどうか。結局咲夜さんはおぜうに自分の想いを伝えない。完結編でも。

で、おぜう。
結局「運命なんかはくそくらえだ」って言わせたかったがための物語だったりする。
おぜうのなかで、咲夜さん＞＞＞＞＞＞＞＞越えられない壁＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞運命、という構図。
失う哀しみと触れ合う喜びを天秤にかけたとき、一方が断然重くなるんだったら、ためらう必要とかなくね？　という答え。




私は咲夜さん大好きなおぜうが書けただけで幸せでした。
が、しかしこの作品のせいで私のなかでおぜうがインフレ強キャラ化してしまった。次に登場した際に拳一発ですべてを吹き飛ばすようなお方になって（ｒｙ




とりあえずこんなところ。次回はこがさなです。