……がすげえ好きだったりします。漫画の。私屋カヲル先生の。
八巻がもう出てることを知らず、購入したのはつい先日。毎度毎度レジカウンターに持ってくこと自体「なんだこの羞恥プレイ!?」とか内心ボロボロなわけですが。
ロリコンじゃないですよ俺。根っからの姐御好きですから。ああでもりん可愛いよりん。そして限りなくギリギリのエロさ。セウトセウト。
作者はどんだけがけっぷちにいるんだ。
もうとんでもないくらい変態なのに、ストーリーは怖ろしく秀逸。変態で秀逸ってなんつーか、ずるい。すげえ、と思う。青木先生の必死さが好きです。
七巻(だっけ?)、白井先生が「私は私を育て直す」のシーンとか、ツボすぎて泣きそうになった。
つくづく俺は、全力で生きてる必死な人間が好きなんだと思う。
誇張なしに、一ページごとに度肝を抜かれる。小説を読むとき、すげえなあと思われる表現とか展開とかあったら、ページの右上を軽く折ったりするわけですが、この漫画で同じことをしようとすると、たぶん右上の厚さが倍近くなる。
こういうエロが俺の作品にも欲しいなあとも思うけれど、敵わないな、と思うのも事実なわけで。
りんの一挙一動、書ける気がしない。
八巻で一番反応したのが、『エロ上戸』のシーンだった俺は、つくづく百合が好きなんだなあ、と思う。キスシーン好きすぎる。一方がノリノリで一方が困惑全開とか、一コマで死ねる。
一ページごとに右上を折る、のとはまた違うけれども、スティール・ボール・ラン。
二十二巻のジャイロ。「俺はこのレースでいつも最短の道を試みたが、一番の近道は~」のセリフ。
これは心底ツボった。
たったっそれだけのセリフで、辿ってきたあらゆる道のりに意味が付加される、とんでもねえことばだと思った。
ジョジョ五部のラスト、「彼らがこれから歩む苦難の道にはなにか意味が~」に共通する。
最新刊の二十三巻の終わり方がマジ展開の予測つかなくて心底悶えてます。クソッ! クソッ!
小説で一ページごとに右上を折るハメになる、そんな作品にはなかなか出会えない……というか、今までたった一人の作者を除いてそんな小説には実際出会えてないわけですけれども。
逆に言えば、そのたった一人の作者のせいで、俺は表現方法として文章を選んでるわけですが。運がよかったんだか、悪かったんだか。
それはまた別の機会に。
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なんと、きになる書き方です。
夜麻産さんの文章は、インパクトがあるし、引っ張り方がすごいなあといつもおもいます。
まえの作品、リハビリということですが、万事うまくいくよう祈っております。
ネットなので(+当方の筆力がないので)、無難なことしか言えないし微妙な返事が出来ないことご容赦下さい。