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2025/02/08 00:22 |
うへえ

ここ三ヶ月の上中下をなんとか書き終えることができてほっとする一方ぐったりきてます。
まったく長い付き合いだったのぜ……

エンディングだけはきっちり妄想できてたので、そこに辿り着くことができてよかった。仮に物語の――というより獣の結末が違ったほうが作品として良好だったとして、仮にそうであるがためにあれ以外のものを書かなくてはならなかったとしたら、最初からそもそも手を出さなかった。くらいの俺得覚悟。悲劇は投げ捨てるもの。





夜伽話を語るスレで、世間には馴染めない人だと書かれていてブフォとなったw
いや確かにサラリーマンみたいなことはやってませんけれどもw 就活からは早々にドロップアウトしてますけれどもw

作品から作者の人物像を想像しても、大抵は別物です。
俺が書くのは理想とか幻想とか俺得で、現実じゃないのですから。
百合物書いてたり読んでたりしても、リアルで百合じゃないのと同じ。
大昔の感情無理矢理引っ張り出してきて燃焼したりするような部分は少なからずありますけれども、今の俺はそんなことより百合書こうぜ百合! とかそんなノリのばかやろうですw

スレに書くのは怖いのでこっちでこそこそこんなことを書いておく。

好きな作品からもろに影響を受けた結果、というのもあるかも。フロム脳から光が逆流ry





皆様のコメに安心・悶える一方で、やっぱり投稿した直後は怖かった。
獣のキャラもそうだし(あれで慧音と言い張るわけですから)、引っ張りまくった対決もそうだし、冗長気味なストーリーもそうだし。
自分の力を思う存分注ぎ込んだがために、逆にこれでだめだったらどうしよう、とか思ったり。

ここまですると、もう擦り切れきって書けなくなるんじゃないか、と思ったり。

作品投稿した回数分だけそんなぐだぐだな思いを抱いてるわけですが、そのたびに思い出すのが、夢枕獏先生の獅子の門人狼編の、加倉文平と志村礼二の会話。

空手家の道をひたむきに進む加倉と、突き抜けた生き方がひと段落して、自分の将来に不安を持ち始めた志村が交わすことばの、ひとつひとつがいちいちずきんとくる。



「強くなってどうする?」
「それで一番になったとしてだ。その後はどうなんだ?」
「それで、残りの一生を生きていけるか?」

「けれど、もしかしたらその逆かもしれないって、この頃、思うことがある」
「結構充実してるんだ」

「おまえ、あのでかいのに負けて、くやしくなかったのか」

「それだけじゃない」

「うまく言えない」



ネットですから、やっぱり、ものすげえひとはたくさんいる。俺の書くものなんて歯牙にかけないくらい凄まじく面白いものとか、山ほどある。
嫉妬するのは辛くてたまらない。渾身の力を篭めても、その上を軽々飛ばれてるような感覚がして。

じゃあなんで書くんだ、って問いかけたとき、いろいろ答えが思い浮かぶわけですが、結局は俺得、以上の理由がない。うまく言えない。

HAITNG(KORNの歌のほう)の歌詞に、『じゃあなぜ俺は耐えるために創ったんだろう?』的なフレーズがありますが、ほんとそんな感じ。

そうこう迷っているうちに、もう脳内で妄想が始まってる状態ですし。え? これ書くの俺? みたいな心境。




果てしないことだよなあ、とつくづく思う。結局、迷うのはキャラに任せちゃって、とっとと書いちまったほうがはやい。
辛くなったときに力を貰えるのは、いちいちぐだぐだになるまで捏ねた理屈よりも、単純なことばのほうがいい。テンションが上がる。
結論としては、




まだまだ書けるぜぇ、メェルツェェェェェエエエエエエエエエルッッッッッ!!!!!




ってことです。結局はこれか! これからもよろしくお願いします。

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2011/02/10 22:48 | Comments(5) | TrackBack() | 未選択

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コメント

Are you readyよみました。
何も感じなくて感想が思いつかないSSは多いけど、
思いつくことが多すぎてどこから感想したらいいかわからない稀有なSS、そんな状態です。

そんなわけでまたYotogiにコメしてません、すみません。
でも、一つ言えるのは、獣の方が死んだ?ってなった時にちょっと残念でした、だって、この物語の主人公がこれほど美しいのは獣と真直ぐにかかわっているからだから、もう、あんな美しい主人公たちに会えないのかと。
だからこの子が生きているときうれしかったです。


>仕事
バイトが決まったそうでおめでとうございます。\(^^)/ヤッター
これから先もよい仕事に恵まれますように!

>塾講師
教師が敵だったですか、それはおしいですね。
この職業は不思議なもので、自分のことを本当に気にかけてくれた先生がいないと本当にやりたいとは思えない、そんな側面もあるそうですから仕方ないですね。

ちなみに、リアの関係で教師の関係の人にはよく合いますが、確かにAre~の下に出てきたような「こいつはどうしようもねえ」という人/学校はいます。3割くらいかな?
でも後7割は、子供思いの人たちですよ~。中には自分のプライベートをけづってでも尽くしてる土下座したくなる先生もいます。

あと、リアの経験から官能小説書いてなくても、子供の事考えてない先生、本当に子供のいい部分も悪い部分も受け入れるのは何かって考えてない人は駄目教師なんじゃないですか?
逆に書いていても、しっかり考えている人は素晴らしい教師なんじゃないでしょうか?世間的には重箱の積みつついて書いてたらだめという人がいるくらいで。

そんな、教師についての部分もこの小説では痛快でした。

あっ、でも小説と作者は必ずしも同じじゃ(ry
ちゃんと、分けて考えているのでご安心を。
posted by みなも at 2011/02/13 18:12 [ コメントを修正する ]
単純馬鹿が……死んで治るものでもあるまい(挨拶)

でもやっぱり馬鹿の方がいいですよね。「ALL DAY~」の頭の方でレミリアも似たようなことを言ってましたけど。悩むよりも先にテキストを表してもらえるのは、こちらにとっても悪い話はないと思いますし。
これからも氏にはOIGAMIのごとく太く長く活動を続けていってほしいと思います。かしこ。
posted by NONAME at 2011/02/17 11:13 [ コメントを修正する ]
>>みなも様
いえいえ、返信自体楽しいので、がんがんやらせていただきますw

感想ありがとうございます! 獣の結末は最初から頭にあったものでした。獣=慧音なので、仮に勝敗が入れ替わっていたとしても、やはり慧音は生き残っていたと思います。慧音が自分と向き合い続ける限り、慧音自身の獣性はずっとそこにあります。

教師についてはそんなに不信感を抱いてるわけじゃないですw 教師自体が嫌いでしかなかったら、慧音というキャラ自体、そもそも書きませんし。本当に矛盾と混沌に板挟みされてる職業だな、という感想?から生まれた視点です。
故灰谷健次郎先生の教師を描いた小説が幼少期の根っこにあるもので、その職に誇りを持ってる方を嫌いにはなれません。「こどものじかん」の必死な先生キャラたちも大好きですし。個人的にも、十割方教師のせいで嫌いになった教科だらけな一方で、小説を書き続けることを教えてくれた先生もいたので……


>>NONAME様
コメントしてくれたこと、感謝している。……嬉しかったよ(挨拶)

突き抜けた馬鹿になれるか、突き抜けられない馬鹿で終わるか、必死に足掻いてるところです(汗 どうしたって悩みは浮かんできてしまうものなので、これをどうにかして逆に作品に昇華したいところ……!
posted by 夜麻産 at 2011/02/20 23:39 [ コメントを修正する ]
コメがえしありがとうございます、下のコメント読んだら、しみじみ良かったと思ったので、お礼まで。

>獣=慧音なので、仮に勝敗が入れ替わっていたとしても、やはり慧音は生き残っていたと思います。慧音が自分と向き合い続ける限り、慧音自身の獣性はずっとそこにあります。
posted by みなも at 2011/02/23 00:36 [ コメントを修正する ]
>>みなも様

重ね重ねありがとうございます! なんだかついてるコメにいちいち返信しなきゃ気がすまない性分をお赦しください(汗

語りきれなかったことはいつか裏話でぶっちゃけたいと思います。どれだけ先になるかわかりませんがw
posted by 夜麻産 at 2011/02/27 22:01 [ コメントを修正する ]

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