気まぐれの山行レポ。テント泊、一泊二日。
6/28 甲府~夜叉神峠~南御室小屋TS
6/29 南御室小屋TS~鳳凰三山~白凰峠~広河原
メンバー・ぼっち()
二十八日、始発で甲府駅へ。九時のバスで夜叉人峠登山口まで揺られ、十時半に山行スタート。
雨とか雨とか雨とか怖かったけれど(主にカメラの防水的な意味で)、まあ降水確率低いしなんとかなるだろと楽観。集団の登山客が先行していましたが、一時間後の、夜叉人峠小屋で追い越す。
霧中の樹林帯
向こうの稜線が見えぬ
夜叉人峠小屋から、延々と展望のない樹林帯を歩く。装備は準夏山テント泊装備なので、このまえの蝶ヶ岳よりは若干余裕があるうえ、残雪もなし。
コースタイムは一日目の全行程で五時間半でしたが、四時間で南御室小屋に到着。途中、小雨っぽくなったりしましたが、ほとんど支障のないほどであったのとめんどくさかったので雨具を出さずにそのまま行く。微妙に晴れ間も見えたり。
南御室小屋。水場はありがたい! 南アルプスの天然水(真)でした。
しかしテント場には展望がなく、特にすることもなかったので早々にシュラフに包まる。六時頃にはうとうとしてました。前日は十二時頃まで不死街でツヴァイ担いで熱いケツの掘り合いしてたのに(ry
翌日三時起床。適当に準備して、四時には出発の態勢が整う。夜露はすごいが雨の気配はなし。小屋泊まりの集団パーティが、もう出発している。ほとんど同時刻に出発だったので、後ろからスイマセンスイマセンと追い越させていただく。まるで序盤のニト剣のような無双っぷりであった(意訳・後半で息切れする)
朝焼けを黒い樹林帯越しに右手に見ながら、一時間ほどで森林限界を越える。天気予報は雨? 晴れてるじゃないか!
やっと本番という感じ
日本第二位の高峰・北岳先輩の勇姿である。南アルプスなのに北だk(ry
富士山先輩世界遺産登録おめでとうございます!
快晴よりも雨上がりのほうが空の色はすげえ。う、美しい……ハッ!?
海岸のような白砂の稜線をゆく
ガスがかったり晴れたりしながら、鳳凰三山の薬師岳(2780m)・観音岳(2840)・地蔵岳(2764)と進んでいく。森林限界で、展望は素晴らしい。雲海もばっちり。というか輝く雲で下界が見えねえ。
大地の顔ガイア。こちらへおいで、子供たち――
地蔵岳、賽の河原。右下全部お地蔵様
突き出た岩のオベリスクは鳳凰の嘴、らしい
すっかり明るくなって、下山。広河原を目指す。地蔵岳から東へ向かう、青木鉱泉のほうが近いのだけれど、バスが季節運行でまだやってないらしい。西へ向かい、白凰峠から下りる道を選ぶ。高嶺を経て、アップダウンが激しい。
シンプル極まりない標識。ネーミング、ド直球すぎるだろ……ッ!
ここまでくれば楽勝だろーと思ってた私が甘かった。
ここを下っていく。雲が湧いている、岩だらけの歩きにくいゴーロ
広河原まで一気に標高を落とすのだが、妙に歩き辛い。梯子と、剥き出しの岩の鎖場まである。樹林帯のなかで高度感はないのだが、雨プラス夜露で濡れ濡れ。急な角度で、足を滑らすのが怖い。荷物も余裕があるとはいえ、二十キロ後半くらいはある。
問題はなかったけれど、適当な休憩場所が見つからず、結局休みナシで広河原まで下る。
途中、トレラン勢ふたり組みに追い抜かされる。道が悪くて、さすがに走ってはいませんでした。ここらへん怖いですねーwなどと話しつつ、道を譲る。
コースタイムは二時間と少しだったけれど、一時間と少しで下りきってしまった。膝に負担がかかるので、あんまり早すぎるのも考え物なのだけれど。
広河原から。だからネーミングド直球すぎるだろう!?
朝の四時から、下山終了が十一時。開山祭の真っ最中でした。
カメラを構えながらだったことを考えると、タイムはまあ上々。でも案の定いま現在ひどい筋肉痛で太腿が痛ぇ! 喉もやられて風邪気味くさい。仕事場では間違いなく不審人物だった。
とはいえ、おおむね良し。雨もなく展望もよかった。森林限界越えるとやっぱり爽快極まりない。このために交通費と雑費で一万円課金しても惜しくない。惜しくないが懐が寒い。北アルプス、南アルプスときたので、来月は中央アルプスへ行きたいところ。やっぱり一ヶ月に一度はこういう山行がしたい。
以上!
6/28 甲府~夜叉神峠~南御室小屋TS
6/29 南御室小屋TS~鳳凰三山~白凰峠~広河原
メンバー・ぼっち()
二十八日、始発で甲府駅へ。九時のバスで夜叉人峠登山口まで揺られ、十時半に山行スタート。
雨とか雨とか雨とか怖かったけれど(主にカメラの防水的な意味で)、まあ降水確率低いしなんとかなるだろと楽観。集団の登山客が先行していましたが、一時間後の、夜叉人峠小屋で追い越す。
霧中の樹林帯
向こうの稜線が見えぬ
夜叉人峠小屋から、延々と展望のない樹林帯を歩く。装備は準夏山テント泊装備なので、このまえの蝶ヶ岳よりは若干余裕があるうえ、残雪もなし。
コースタイムは一日目の全行程で五時間半でしたが、四時間で南御室小屋に到着。途中、小雨っぽくなったりしましたが、ほとんど支障のないほどであったのとめんどくさかったので雨具を出さずにそのまま行く。微妙に晴れ間も見えたり。
南御室小屋。水場はありがたい! 南アルプスの天然水(真)でした。
しかしテント場には展望がなく、特にすることもなかったので早々にシュラフに包まる。六時頃にはうとうとしてました。前日は十二時頃まで不死街でツヴァイ担いで熱いケツの掘り合いしてたのに(ry
翌日三時起床。適当に準備して、四時には出発の態勢が整う。夜露はすごいが雨の気配はなし。小屋泊まりの集団パーティが、もう出発している。ほとんど同時刻に出発だったので、後ろからスイマセンスイマセンと追い越させていただく。まるで序盤のニト剣のような無双っぷりであった(意訳・後半で息切れする)
朝焼けを黒い樹林帯越しに右手に見ながら、一時間ほどで森林限界を越える。天気予報は雨? 晴れてるじゃないか!
やっと本番という感じ
日本第二位の高峰・北岳先輩の勇姿である。南アルプスなのに北だk(ry
富士山先輩世界遺産登録おめでとうございます!
快晴よりも雨上がりのほうが空の色はすげえ。う、美しい……ハッ!?
海岸のような白砂の稜線をゆく
ガスがかったり晴れたりしながら、鳳凰三山の薬師岳(2780m)・観音岳(2840)・地蔵岳(2764)と進んでいく。森林限界で、展望は素晴らしい。雲海もばっちり。というか輝く雲で下界が見えねえ。
大地の顔ガイア。こちらへおいで、子供たち――
地蔵岳、賽の河原。右下全部お地蔵様
突き出た岩のオベリスクは鳳凰の嘴、らしい
すっかり明るくなって、下山。広河原を目指す。地蔵岳から東へ向かう、青木鉱泉のほうが近いのだけれど、バスが季節運行でまだやってないらしい。西へ向かい、白凰峠から下りる道を選ぶ。高嶺を経て、アップダウンが激しい。
シンプル極まりない標識。ネーミング、ド直球すぎるだろ……ッ!
ここまでくれば楽勝だろーと思ってた私が甘かった。
ここを下っていく。雲が湧いている、岩だらけの歩きにくいゴーロ
広河原まで一気に標高を落とすのだが、妙に歩き辛い。梯子と、剥き出しの岩の鎖場まである。樹林帯のなかで高度感はないのだが、雨プラス夜露で濡れ濡れ。急な角度で、足を滑らすのが怖い。荷物も余裕があるとはいえ、二十キロ後半くらいはある。
問題はなかったけれど、適当な休憩場所が見つからず、結局休みナシで広河原まで下る。
途中、トレラン勢ふたり組みに追い抜かされる。道が悪くて、さすがに走ってはいませんでした。ここらへん怖いですねーwなどと話しつつ、道を譲る。
コースタイムは二時間と少しだったけれど、一時間と少しで下りきってしまった。膝に負担がかかるので、あんまり早すぎるのも考え物なのだけれど。
広河原から。だからネーミングド直球すぎるだろう!?
朝の四時から、下山終了が十一時。開山祭の真っ最中でした。
カメラを構えながらだったことを考えると、タイムはまあ上々。でも案の定いま現在ひどい筋肉痛で太腿が痛ぇ! 喉もやられて風邪気味くさい。仕事場では間違いなく不審人物だった。
とはいえ、おおむね良し。雨もなく展望もよかった。森林限界越えるとやっぱり爽快極まりない。このために交通費と雑費で一万円課金しても惜しくない。惜しくないが懐が寒い。北アルプス、南アルプスときたので、来月は中央アルプスへ行きたいところ。やっぱり一ヶ月に一度はこういう山行がしたい。
以上!
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ふつくしい。