忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。




2025/06/09 19:29 |
スティール・ボール・

ラン、24巻発売&完結――……ッ

拍手




感想文とか苦手極まりない分野だけどちょいがんばって書いてみようと思った。った。



ジョジョにはまりはじめた頃、もう六部は完結していて、SBRが始まっていた。ウルジャンではなくWJのほうで連載していて、週刊で31ページ、とか、そういうことが話題になっていたと思う。
ネット上にアップされている考察やらレビューやら、そういうのが苦手――というより大嫌いなタチで、その上当時は第六部の終わり方に賛否両論渦巻いてる時期で、やたらと「ジョジョは第二部で終わり」とか「第三部で終わり」とか、四部以降への的外れな批判とか、そういうのを見かけるたびに不快な気分になったものだった。
見たくなくても「ジョジョ」で検索するたびにそういうのが目につくものだから、自然とやさぐれる。

……なんか俺が好きな作品とかアーティストに限ってそういうの多いんですよ。KORNはもう終わったバンドとかなにを言っとるんだ。アンチが作品より面白いことなんてありえないのに、挙げ足取るのばっかりうまいんだからもう!



ジョジョは未読の時期からそういう話題ばかりだったから、作品そのものを読みだすのに時間がかかった。どっぷり底にはまるまで時間はかからなかった。ブックオフに置いてあるのから片っ端から購入したので、読む順番は滅茶苦茶だったけれども。最初に読んだのが63巻、第五部のラストってw

ブチャラティのキャラなんてさっぱりわからなかったけれども、昇天していく魂に向けて伸ばした手が「矢」を掴んだシーンなんて、もう……


ネット上のレビューは当てにならない、とはっきりわかった。結局は他人の言い分。
なので俺のこの感想も結局は俺の言い分で、それ以上のものじゃない。




思えば受験期間中に連載スタートして、大学生活中からいまのいままで、ずっとアメリカ大陸を駆け抜けてきたことになる(歳がバレry)。
本格的にヒートアップしたのはやっぱりリンゴォ・ロードアゲインのあたりからか。あれをなんの予備知識もなく単行本で読んだことは幸福。男の価値と社会の価値観の相違みたいなのは、そのとき受けてた講義の内容と微妙にかぶるものがあって、余計にガツンときた。

個人的に一番印象に残っているのは、やはりジャイロの散り際。「俺はこのレースでいつも最短の近道を試みたが」「一番の近道は遠回りだった」。
なんかもう、ジャンプからウルジャンへの移籍までやきもきしてたこととか、1234巻を揃えたままひたすら次の巻を待ち続けてきたこととか、なんかそんな感じのことまで浮かんできてブワッってなった。思えば大統領戦から終焉まで何巻かけたんだろう。時間を見つけて、きちんと読み返したいもんだ。


最終巻、ページをめくるのが惜しいと思える至福。どう決着をつけるのか――ディオがゴールしたあたりの絶望感は異常。息を止めてた。

少年誌らしい、スッとした終わりではなかったと思う。綺麗な終わり方でもない。解釈の余地を残したまま、第一部のラストを思い出させるような海の景色。ここまで重厚な波と雲の描き方はさすが。
感動より、喪失感のほうが凄まじい。主要人物のほとんどが死んでいる。ジャイロの台詞に彩られたジョニーの見開きの回想が重い。そしてその直後、ジョニーのラストカット。鉄球を穏やかな目で見つめるシーンの、背景の白に凄みを感じた。ここすごく好きだ。


部分部分を切り出せばもっと感想も浮かんでくるんだろうけれど、いまはこれで精一杯。久し振りにぐったりときた。スティール・ボール・ラン・レース。『再生の物語』、『祈り』の旅。堪能しました。
特に考察なんかもしないけれど、一読者として物語の終わりを見届けることができて、嬉しかった。すごくすごく、面白かった。

ジョジョリオン、超期待。単行本派なので発売までがもどかしいッ








SBR24巻と同時発売された、CLAYMORE20巻。表紙裏の羽根持ちのアナスタシアさんにノックアウトされた。ちょっとなんかもう、俺の脳内にある『理想像』のひとつと、完全に合致。一種の極致。眼と唇と髪と二の腕と指先と、この一筋縄でいかなさそうな凄艶さがヤバイ。マジヤバイ。っていうかなんだこの髪どうなってんだ。エロスよりも先にかっこよさを感じるおっぱいって最強だと思う。かっこいい全裸。際どい格好なのにエロくない! むしろ惚れる! ふしぎ! もとよりこのひとの描く女性は一、二を争うくらい俺の好みど真ん中なんですがそのなかでもより一層キた。一撃必殺。心底罵られて悦ぶ気持ちがわかりそうだと思ったのは初めてだ。でもどっちかと言えば罵られるよりその背中に平伏してお見送りしたい。そしてミリア姐さんの顔の傷で弐撃決殺。ジョジョで男の世界を味わい尽くしたあとにクレイモアで女っ気を補充する完璧なコンボ。ただしほのぼの分は死ぬ。
欲を言えば盲目の修道女なガラテアさんの動いてるシーンがもっともっとほし(ry
PR

2011/06/05 16:04 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択

トラックバック

トラックバックURL:

コメント

コメントを投稿する






Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 (絵文字)



<<一日 | HOME | 日々妄想>>
忍者ブログ[PR]